DX化が進み、ハンコ文化がどんどん廃止されている昨今ではありますが、ここで改めて印鑑にはどんな種類のものがあるか紹介しようと思います。
というのも年末に向けて部屋の整理をしていて印鑑を見つけ、そういえば自分は印鑑をしっかり管理できているのだろうかと思い立ったのがきっかけです。
今回は個人印について、どんな種類があるか、そして使用する場面を紹介します。
▼個人事業主が使用する印鑑についてはこちらをどうぞ。
- これから社会人になる方
- これから1人暮らしを始めようとしている方
- ハンコについて改めて知りたいと考える方
印鑑の種類
個人印は大きく3種類の印鑑があります。
基本的に日常生活で使用する印鑑はこの3種類です。
実印
土地や建物の売買、ローン契約や公文書の作成の際に使用する印鑑です。
個人印の中で最も重要な印鑑で、印鑑を実印として使用するためには、まず市区町村役所で実印を「印鑑登録」する必要があります。
印鑑登録を行った実印は1人1本のみ認められます。
実印のサイズは、男性は18〜15mm、女性は16.5〜13.5mmが適正と言われています。
銀行印
銀行印は、口座開設など金融機関で使用する印鑑を指します。
予め指定するのではなく、金融機関で手続きに使用した印鑑が銀行印と言われます。
銀行印は実印と違い、1人1本という制限はありません。
銀行印のサイズは、男性は15〜13.5mm、女性は15〜12mmが適正と言われています。
認印
認印は印鑑登録や金融機関で登録をしていない印鑑です。
宅急便の受け取りや簡単な契約書、各種書類に押印する際に使用します。
今回紹介した3種類の印鑑の中では最も日常的に使用する印鑑でしたが、昨今のDX化により使用する場面はどんどん減っています。
認印のサイズは、男性は13.5〜12mm、女性は12〜10.5mmが適正と言われています。
おわりに
ハンコ文化はいずれなくなるものだと思っています。しかしすぐになくなる訳ではなく、まだまだ時間がかかりそうです。仕組みや慣習を買えるのは相応のエネルギーが必要となるのです。
特に実印は、不動産の売買やローン契約など大きな金額の取引の際に使用するという重要な役目を持っています。そのため制度を決める側もどうしても慎重になってしまうのでしょう。
日々の生活で印鑑を使用する場面はどうしても出てきてしまいます。
そのため、無闇矢鱈に印鑑の数を増やし過ぎず、銀行印は数を絞るなど適切に管理することも印鑑を使う上で重要なポイントです。
いざという時に困らないように、印鑑登録など事前にしっかりと準備しておきましょう。
どこかの誰かのお役に立てば幸いです。
編集後記
今日は品川近視クリニックへICLの3年検診へ行ってきました。
3年前に意を決してICLの施術を受けましたが、本当に快適です。受けてよかったです。
少し値は張りますが、非常に費用対効果が高いので近視の方にはぜひともオススメしたい自己投資です。