【ガジェット】独立開業に向けてPCを選んでみました

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2023年1月1日の独立開業に向けて、着々と準備を進めています。

今日は仕事で使用するPCを選んでみました。

私の仕事はほぼ全てPCを使用するため、とても重要なガジェットです。長く使用するかもしれない相棒なので、しっかりと調べて選定しました。

同じく会計士や税理士で独立開業を考えている方、持ち運びに便利なPCの購入を検討している方に有用な記事となっております。

求める要素

どのようなPCを選択するか。まずは自分が何を求めているかを考えてみました。

その結果、私の求めるものは以下の通りです。

  1. 処理速度:超重要視、速い方がいい
  2. 価格:15万円以下が許容範囲
  3. 重量:1kg切れればベスト

会計監査という仕事は企業の会計データを取り扱います。

上場企業ともなると、1年間の会計データは膨大な数となり、ファイル容量も非常に大きくなります。そのため、ある程度の処理速度がないと、エクセルがフリーズしてしまうなど仕事にならなくなってしまいます。そういった意味で、PCの処理速度は非常に重要で、第1優先的に重視する項目だと考えました。

また、開業したてではなかなかコストもかけられないので価格も重要です。個人事業主となるため、購入金額は経費として計上することはできますが、少ないに越したことはありません。

更に重量も重要な要素です。会計監査は基本的にクライアント先で業務を行います。そのため、PCを持ち運ぶ必要があるので重量もなるべく軽い方が身体への負担が少なく済みます。

以上の3つの要素をベースに、いくつか候補を選定してみました。

候補

Lenovo IdeaPad Slim 570

Lenovo IdeaPad Slim 570

スペック
  • CPU:AMD Ryzen™7 5825U モバイル・プロセッサー
  • メモリ:16GB
  • ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)
  • ディスプレイ:LEDバックライト付 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) 、光沢なし
  • 重量:約 1.38kg
  • バッテリー使用時間:最大約 15.4時間
  • 価格:104,830円→102,733円(2%off、税込、送料無料)

ノートPCの世界シェアトップであるLenovoの機種です。

LenovoのノートPCは様々なブランドが販売されているのですが、こちらは「IdeaPad」というコスパを重視したシリーズとなっています。

コスパ、いいですね。私の非常に好きなフレーズです。

こちらの機種は、メモリが16GBで処理速度は十分に担保できると思われます。

ストレージは512GBとofficeファイルを保存する程度の使用であれば、かなり余裕を持って使用することができると思います。

重量は約1.38kgと軽く、持ち運びの際にはそこまで負担にならない重量かと思われます。

価格は10万円を少し超えるくらいではありますが、このスペックのノートPCであれば十分許容範囲の水準ではないでしょうか。

正直かなりよいPCだと思いました。こちらで決めてしまってもよかったのですが、久々のPC購入ということもあり、せっかくなのでもう少し調べてみることにしました。

Lenovo ThinkBook 14 Gen 4

Lenovo ThinkBook 14 Gen 4
スペック
  • CPU:インテル® Core™ i7-1255U プロセッサー (Eコア最大 3.50 GHz Pコア最大 4.70 GHz)
  • メモリ:16GB DDR4-3200MHz – (8 GB SODIMM + 8 GB オンボード)
  • ストレージ:1 TB SSD, M.2 PCIe-NVMe
  • ディスプレイ:14″ FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 45%NTSC, 300 nit, 60Hz, LEDバックライト
  • 重量:約 1.4kg~
  • バッテリー使用時間:最大約11.9時間
  • 価格:138,930円(税込、送料無料)

こちらもLenovoのノートPCですが別のシリーズです。「ThinkBook」というビジネス向けのノートPCのようです。

最初に紹介したIdeaPad Slim570に比べると同じようなスペックではありますが、CPUがインテルだったり、メモリの拡張が可能だったり、ストレージが1TBだったりと細かな違いがあります。

全体的にみて、IdeaPadよりも多少の上位互換といったところでしょうか。

ただしその分重量が約1.4kgからとなっていたり、価格も多少上乗せされています。

スペックをとるかコスパをとるかといったところでしょうか。悩ましいところです。

Dell Inspiron 14

Dell Inspiron 14
スペック
  • CPU:AMD Ryzen™ 7 5825U 8-コア/16-スレッド プロセッサーRadeon™ グラフィックス 付き
  • メモリ:16GB, 8GBx2, DDR4, 3200MHz
  • ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD
  • ディスプレイ:14.0インチ ディスプレイ Full HD (1920X1200)
  • 重量:1.54kg
  • バッテリー使用時間:不明
  • 価格:144,999円→97,199円(28%off、税込、送料無料)

世界シェア3位のDellのノートPCです。

CPUはAMD Ryzen7 5825U、メモリは16GBと処理速度は十分。ストレージも512GBと使用に全く問題はなさそうです。

重量は1.54kgと紹介したLenovoのPCよりは多少重いですが十分許容範囲でしょう。

そして何より現在28%offで10万円を切るコスパの良さが目を引きます。

非常にバランスの取れた良いPCではないでしょうか。更に悩みます。

なお、Inspiron14は以下のリンクより購入すると楽天ポイントが3000ポイントもらえるようです。購入されたい方はしっかりとチェックしましょう。

ただし楽天市場でも販売されていますので、SPUのポイント倍率次第ですが、10倍くらいある方は楽天市場で購入した方がお得かもしれません。

HP Pavilion Aero 13-be

HP Pavilion Aero 13-be
スペック
  • CPU:AMD Ryzen™ 7 5825U 8 コア/16 スレッド・プロセッサー+ Radeon™ グラフィックス
  • メモリ:16GB オンボード (3200MHz,DDR4 SDRAM)
  • ストレージ:512GB SSD (PCIe NVMe M.2)
  • ディスプレイ:13.3インチワイド・WUXGA非光沢・IPSディスプレイ (1920×1200 / 最大1677万色)
  • 重量:約 957g
  • バッテリー使用時間:最大 11時間
  • 価格:169,400円→119,900円(38%off、税込、送料無料)

こちらは世界シェア2位のHPのノートPCです。

CPUやメモリはこれまで紹介してきたモデルと大きく違いはありませんが、目を引くのが重量の軽さ。なんと1kgを切る超軽量モデルなのです。これは持ち運び移動が多い私にとって、非常に大きなメリットとなる点です。

それでいて価格は10万円ちょっとというコスパの良さ。ディスプレイが13.3インチと少々小さめですが、それでも十分検討に値する商品かと思います。

選定基準①:処理速度

それでは、これまで紹介した4つのPCを最終候補として検討していきたいと思います。

最初に挙げた3つの選定基準にそれぞれ当てはめて検討していきます。

まずは処理速度についてです。

PCの処理速度に影響を与えるのはCPUとメモリです。

CPUは脳、メモリは作業する際のテーブルによく例えられます。

つまりどちらが欠けてもPCの処理速度を向上することはできないのです。

各PCのCPUとメモリをまとめてみました。

PC選定_処理速度

メモリは全て16GBで同じだったので、CPUを比較してみようと思います。CPUはメーカーによってスペックが異なるのでどうしようかと調べていたところ、こちらのページのパフォーマンス数値が客観的で分かりやすかったので引用させていただきます。数値が高ければ高い程良いパフォーマンスということです。

CPU性能比較表(ノートパソコン・タブレットPC)【2022年最新版】
2019年版のノートPCやタブレットPC用向けのCPU性能一覧です。現在主要なCPUと、以前主要だったCPUを載せています。

CPUパフォーマンスで比較すると、AMD社製のCPUを搭載しているマシンの方が処理速度が高性能ということがわかります。

選定基準②:価格

価格を表にまとめてみます。

PC選定_価格

各機種でそれ程差はなく、どれも10万円前後で十分許容範囲です。

選定基準③:重量

重量を表にまとめてみます。

PC選定_重量

こちらはHPのマシンが1kgを切っており突出しています。

他の3機種にはそれ程差はありません。

選んだ機種と決め手

検討の末、「HP Pavilion Aero 13-be」に決めました。

かなり迷いましたが、決め手はやはり重量です。

クライアント先で業務を行うことが多く、PCの持ち運びが多い私にとって、軽さは正義です。

日々の通勤に費やすエネルギーが減ることは、それだけで十分すぎる価値があります。

また、CPUやメモリといったスペックも申し分なく、価格も許容範囲です。そしてデザインもシンプルで気に入りました。

唯一画面サイズが気になりました。他の3機種の画面サイズは14インチでしたが、こちらのHPは13.3インチと少し小さ目です。

比較的細かいデータを扱ったりするので画面サイズも大きいに越したことはないのですが、現在使用しているmac book airが13.3インチで、使用する際に全く不便を感じていないことから問題ないと判断しました。

また、以下の画面サイズの記事も分かりやすかったので紹介させていただきます。

13.3インチのノートパソコンの大きさ!14インチや15.6インチと比較します! | WindowsとMicrosoftOffice│活用・トラブル解決
ひと昔前と比べ、会社でもプライベートでも、また学生さんでも、デスクトップよりもノートパソコンを選ぶユーザーが増えています。 技術の向上によって、ノートパソコンは薄さや軽さ、性能を両立しており、特に持ち運びするユーザーにとっては、圧倒的に利便

おわりに

これまでは常勤(正社員)として働いていたので、業務で使用するPCは全て所属する法人にて用意してもらっていました。

その時は、良いPCもあればあまり使い勝手の良くないPCもあり、自分はその感想や文句を言いたい放題言うことができ、今思えば非常に気楽な状況でした。

しかし、独立開業して個人事業主となると自分で用意しなくてはならず、状況が大きく異なります。

コストが自己負担になってしまうという点ももちろん辛い点ではありますが、何より「自分で調べて選ぶ」という点が大変でした。

これからの業務で使用する、そして仕事に支障をきたすことのないようなスペックのPCを選ばなくてはなりません。どうしても慎重になってしまいました。

しかし、ガジェット好きな私にとって、色々と調べて選ぶ作業はなかなかに楽しいものでもありました。最近の機種を知ることができ、今まであまり知らなかったCPUのスペックの違いも学ぶことができ、非常に得るものが多かったです。

何はともあれ無事にPCを選ぶことができました。これからこの新たな相棒を使って仕事を始めるのが楽しみです。使い始めたら使用感のレビュー記事も作成しようと思います。

どこかの誰かのお役に立てば幸いです。

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