先日マイナンバーの再申請用紙を8000万人に送付したというニュースを目にしました。
つまり、既に発行済みの人は3割程度でしょうか。
私はマイナンバーを発行済みですが、確かに周りでは発行していない人の方が多いように感じます。
その主たる理由は、発行方法が複雑という点と、発行のメリットが分かりづらいという点でしょう。
確定申告の際に、マイナンバー記入した上でコピーを添付とか意味不明ですもんね。
そんなマイナンバーですが、人知れずマイナポイントというキャンペーンが行われています。
今回、マイナポイント申請の際の家族カードの取り扱いについて調べてみたのでまとめてみました。
そもそもマイナポイントとは
マイナポイントは、総務省によって行われている、マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスの推進キャンペーンです。
マイナンバーカードと各キャッシュレス決済サービスとの連携を行うことで、キャッシュレス決済サービスのポイントが25%還元されます。
ここでいうキャッシュレス決済サービスとは、クレジットカードやスイカといったIC交通カード、LINEpayなどのQR決済のことです。事業者によっては更に上乗せ還元をしている場合もあります。
多くの事業者が参加しており、普段利用しているキャッシュレス決済サービスを登録すれば、最初に設定さえ行えば、その後は通常の使用により還元を受けることができます。
マイナンバーカードは総務省が主体となって行っているので、国から各キャッシュレス事業者を通じて国民への還元ということになりますね。
家族カードで登録できるのか
そんなマイナポイントキャンペーンについて、今回クレジットカードの家族カードでもマイナポイント登録をすることができるのか調べてみました。
結論から言うと、「事業者によるが大多数は登録不可」ということでした。
登録できる事業者
調べてみたところ、イオンカードそしてauPAYカードは本人カードと同様にマイナポイント登録をすることができるようでした。
この場合、ポイントも家族カード会員に付与されることになりますので、登録すれば本人カードと家族カードそれぞれでポイント還元を受けることができます。
それぞれの公式サイトにもそのように記載されています。
イオンカード
記載の通り本人カードと家族カードのそれぞれで登録することができます。
auPAYカード
こちらも同様に家族カードで登録可能です。
現状、この2社以外では家族カードでの登録可能を見受けられる事業者は見当たらないので、原則的には家族カードでの登録はできないと考えて良いでしょう。
登録できない事業者
家族カード登録ができない事業者もいくつか紹介します。
こちらも公式サイトに登録できない旨がはっきりと書かれていました。
楽天カード
公式サイトに家族カードが使用できない旨がしっかりと記載されています。
我が家は楽天カードを生活費決済など非常に多く使用していたので残念でした。
Visa LINE Payカード
3%還元で一斉を風靡しているVisa LINE Payカードは、家族カードだけでなく本人カードも登録をすることができません。
公式HPに記載されているLINE PayとはQR決済のことです。
三井住友カード
こちらにも家族カードが対象外となっている旨が記載してあります。
また、独自ポイントを付与しているカード、つまり三井住友カードで付与されるVポイント以外に独自のポイントを付与しているカードの場合、そもそも本人カードでもマイナポイントの対象外である旨が記載してあります。
例示として、Amazon Mastercard、Visa LINE Payカードが挙げられています。こちらからもVisa LINE Payカードキャンペーン対象外であることが確認できますね。
まとめ
イオンカード、auPAYカードを除き、多くの事業者では本人カードのみ登録可能という結果となりました。
また、3%という高還元率キャンペーン中のVISA LINEpayカードは、そもそも本人カードでも登録することができないため、キャッシュレス決済サービスでもマイナポイントキャンペーンの対象とならないものがある点は注意が必要です。
ですが、ポイント欲しさに新たにカードを作ったりというのも本末転倒ですので、普段利用しているキャッシュレス決済手段がマイナポイント事業に対応しているようであれば登録する、といった形が良いかと思います。
キャッシュレス決済は非常に便利な決済手段ですし、生産性向上にも非常に寄与するので、まだ使用されていない方はぜひともこれを機に試してみてください。
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