【資産形成】小規模企業共済はネットバンクで口座振替できる?

小規模企業共済

フリーランスや個人事業主の資産形成に有用な小規模企業共済制度。私も独立開業を機に加入することに決めて手続きを進めていました。

その際に気になったのが、小規模企業共済はネットバンクから口座振替ができるのか。

手数料や利率の面で非常にメリットの大きい、SBIネット銀行や楽天銀行といったネットバンクを私は数多く利用しているため、小規模企業共済もぜひともこちらから口座振替がしたいと考えていました。

そこでこの記事では、小規模企業共済をネットバンクから口座振替ができるのか調べた結果を紹介します。

こんな方にオススメの記事です
  • フリーランスや個人事業主の方
  • 小規模企業の経営者の方
  • 独立開業を考えている方
この記事でわかること
  • 小規模企業共済はネットバンクで口座振替ができるのか
  • 小規模企業共済の口座振替ができる金融機関

結論:ネットバンクは口座振替ができない

まず結論ですが、小規模企業共済はSBIネット銀行や楽天銀行といったネットバンクでは口座振替をすることができません。

これは小規模企業共済を運営する中小機構のホームページに記載されてます。ネットバンクは中小機構と業務委託契約を結んでいないため、口座振替を行うことができないようです。

▼外部リンク:小規模企業共済の手続き窓口(中小機構)

独立行政法人 中小企業基盤整備機構
中小機構は、中小企業政策の実施機関として、成長ステージや経営課題に応じた支援メニューで中小企業の成長をサポートします。

また、直接オペレーターにもその旨を確認したので、残念ながら間違いありません。

小規模企業共済の口座振替ができる金融機関

小規模企業共済の口座振替ができる金融機関はこちらです。

小規模企業共済の口座振替ができる金融機関
  • 都市銀行
  • 信託銀行
  • 地方銀行
  • 第二地方銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 商工組合中央金庫
  • 農業協同組合(34都道府)

どちらかというと歴史のある堅めの金融機関が多いですね。中小機構が公寄りの組織であるためかと思われます。

なお、具体的な金融機関名称も一覧で紹介されていました。

▶︎外部リンク:小規模企業共済-代理店(金融機関)一覧(中小機構)

こちらで紹介されている金融機関では加入手続きも行うことができます。加入の際には契約申込書と預金口座振替申出書の2種類を記入する必要があり、加入申込みと口座振替の金融機関が異なる場合、それぞれの金融機関で手続きを行う必要があり二度手間となってしまいます。

そのため、なるべくなら上記にリストアップされている金融機関で加入手続と口座振替手続をまとめて行ってしまいたいですね。

おわりに:管理する口座が増えてしまいそうです

私が利用している金融機関は全てネットバンクなので、小規模企業共済に加入するためには新たに利用する金融機関を増やす必要がありそうです。

既に開設してあるメガバンクにするか、近隣にある信用金庫にするか、どの金融機関を利用するかは検討中ですが、どちらにしても管理対象が増えてしまいそうです。

普段あまり利用していない金融機関ですと、掛け金の入金漏れリスクがあるので十分注意しなくてはいけません。小規模企業共済は引き落とし日が属する年度に所得控除を利用することができるので、仮に年間で満額の84万円を一括払いとしていて入金漏れで引き落とし損ねてしまった場合、なんと約30万円程の税金を節税する機会を逃してしまうのです。

ちょっとした管理ミスでキャッシュに大きな影響が出てしまうリスクがあるので、利用する金融機関を増やす際には十分注意しないといけませんね。

どこかの誰かのお役に立てば幸いです。

編集後記

昨夜から息子が発熱してしまい、本日は保育園をお休みすることにしました。

年末年始からの3連休で育児週間が終了したと思ったらまさかの延長線でした。

息子の症状は軽いようで昼寝を終えた現在は元気そうにしているのが何よりです。明日は元気になりますように。

それにしてもこの編集後記、さながら育児日記と化しておりますね。

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