今日は子供と一緒に地域の図書館に行ってきました。
家から徒歩10分程のところに図書館があり、子供が生まれてからは絵本をたくさん借りることができて非常にお世話になっています。
私は図書館が好きです。
たくさんの本
図書館にはたくさんの本があります。
小説、専門書、新聞雑誌、児童書。図書館なのだから当たり前だと思われるかもしれませんが、様々なニーズに対応できる書籍がすべて一箇所に集約されているというのは、とても便利でありがたいことですね。
読みたい本があれば図書館に行く、読みたい本がなくても図書館に行く。
何ということもなく、ふらりと行ける自分の居場所があるというのは、生きる上で大切なことではないかと思います。
不思議な雰囲気
図書館には不思議な雰囲気があります。
たくさんの人がいますが、それぞれ話すこともなく、みんな本に集中しています。見知らぬ人が集まっていますが、みんな「本を読む」という共通の目的のために集まっているので、どことなく一体感があります。
そんな適度な距離感を保つことができる図書館が、私は強く惹かれます。
さながら美術館のように、その建物自体が魅力的な図書館が世界にはたくさんあります。そしてそんな魅力的な建築物が醸しだす雰囲気はより一層、図書館の魅力を際立たせます。
図書館が美術館なら貯蔵している書籍は美術品でしょうか。創作物という点で言えば、書籍を美術品として捉える考え方は、あながち間違いではないでしょう。
老後は世界中の素敵な図書館をめぐりたい。そんな野望を私は持っています。
様々な人々
図書館には様々な人がいます。
悠々自適な老後を過ごす方、受験勉強をする高校生、何かワケありの方。老若男女バックグラウンドは様々です。
普段の生活を送っていたら、決して関わらない人たちがすれ違う。けれども本を読む、本が好きという共通項はみんな持っている。そんな場所は図書館以外になかなかないのではないでしょうか。
図書館にはそんな魅力があります。
きっと図書館を舞台に、「家ついていっていいですか」や「72時間」の収録を行ったらいい素材が撮れるのではないかと思います。
サブスクリプション
図書館は無料で利用することができます。
何時間でも滞在できて、好きなだけ本を読むことができ、借りることもできる。これだけのサービスを無料で受けることができます。
厳密には税金で運営されているので、我々は間接的にはお金を支払っていることになりますが、何度利用しても費用負担が増えるといったことはありません。であればたくさん使った方がお得になるのは間違いないです。
今でいうサブスクリプションサービスの先駆けかもしれません。サブスクリプションサービスが一般的になるにつれ、図書館サービスの素晴らしさが際立ちます。無料でamazonリーディングアンリミテッドサービスを利用することができるようなものですからね。
おわりに
幼少期、受験期、そして現在の子育て期と、様々な形で図書館にはお世話になっています。
本を読むというのは生きる上で欠かすことのできないものではないかもしれません。
しかし、どの市区町村にも図書館はあります。
読書という行為を教育の側面から行政が推し進めた結果なのかもしれません。しかし、本を読まずにはいられないという人々の欲求があってこその現在なのかと思わずにはいられないのです。
社会人になってから仕事の忙しさもあり、図書館には全くと言っていいほど行っていませんでした。このような形で再び図書館に通うようになって嬉しい限りです。
願わくば、図書館に行く、本を読むという行為が自然となるくらい余裕のある世の中になってほしいと考えながら、子供が昼寝をしている隙にこの記事を書き上げています。
私は図書館が大好きです。
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